○ヤマハスタジアム(磐田)の芝生管理

ヤマハスタジアム(磐田)の芝生管理

ヤマハスタジアム(磐田)のピッチは1年中緑。夏はベース芝となっている暖地型芝草のティフトン419、冬は寒地型芝草のペレニアルライグラスをオーバーシードしています。

それでは試合直前の芝生管理の様子についてご紹介しましょう。

芝刈り

芝刈りは週に2、3回程度行っていますが、ヤマハスタジアム(磐田)では5.5m幅の縞模様がクッキリ、しかも美しく仕上がるように、目安となるオレンジ色のライン紐を引っ張って慎重に芝刈りを行います。

バロネスリール式芝刈機(型式LM185BW)によって作られるきれいな縞模様は、

試合の勝敗にも左右されるようなオフサイドのきわどい判定にも関わってきますのでとても重要です。

ライン引き

芝刈りが終わったら今度はライン引き。ミスは許されませんから息をのむ仕事です。効き目で狙いを定めてゆっくりと専用のマーカーでラインを引きます。

センターサークルも慎重に。ライン引きが進んでピッチが締まってきました。

ターフクォリティテスト(ピッチチェック)

ピッチの仕上がりの確認も重要です。専用の機器でボールの転がりやバウンドの高さ、そしてピッチの固さ(コンパクション)を測ります。私、藤野も飛び入りで参加させてもらいました。

これで出来上がり。とてもきれいなので触ってみました。柔らかくて気持ちがよいです。

ヤマハスタジアム(磐田)で活躍のバロネス芝刈機(型式LM185BW)

刈幅180cm、3つのリール式ユニットを搭載したサッカースタジアム(磐田)仕様の乗用芝刈機。ヤマハスタジアム(磐田)では同型2台で芝生を仕上げています。

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