○コース管理のお仕事。
取材協力=太平洋クラブ御殿場コース
コース管理のお仕事。
芝刈り
バロネスグリーンモアでの芝刈り クラブハウス前練習グリーンの刈り込みの様子
グリーンの刈り込み
レベルの高い芝生づくりには刈り込みが大切。
写真は、バロネスグリーンモアで、朝露を払いながら刈り込みをしている様子
シーズンによっても違いますが、グリーンの刈り込みは、通常1日1回、刈高3.4~4.0mmでの刈り込み。
11月上旬に開催される、男子プロトーナメント、『三井住友VISA太平洋マスターズ』を控える10月中旬頃からは1日2回、刈高2.8mmでの刈り込みをしています。
グリーンの芝生はベントグラス、ペンクロスにペンA2をインターシードしています。
写真は、スティンプメーターでグリーンの速さを測っている様子。通常時のグリーンの速さは9.5フィート。
トーナメント開催時は12~12.5フィートとし、いつもより速いグリーンをセッティングしています。
アプローチ(グリーン周り)の芝刈り
もちろん乗用芝刈り機もあります。写真は、バロネスアプローチモアでの刈り込みの様子。
こちらは2つ、運転席下に1つの計3基のリールユニット搭載した芝刈り機。
そのほかの芝刈り
そのほかにもティグラウンド、フェアウェイなども刈り込みます。刈高はそれぞれ、ティグラウンドは10mm、フェアウェイは12~15mm、セミラフは30mmです。
目砂
薄くこまめに目砂をしています。
写真は、バロネス目砂散布機による目砂の様子
しっかりと芝生の間に砂を擦り込みます。
バンカー均し
御殿場コースには63個のバンカーがあります。そのひとつひとつを丁寧に均していきます。
バロネスバンカーレーキでのバンカー均しの様子
こんなこともあります
台風が来たり、強風が吹いたらブロアを片手にそうじ。1年を通して落葉があります。
1年に1回は池のそうじ。
そのほかにも、バンカーの淵の芝生を切ってきれいに仕上げたり、グリーンを転圧したりなど、コース管理の仕事は尽きません。
憧れの太平洋クラブ御殿場コースを探検しよう!