土をつくる


ウィッチフォードの植木鉢は

・ 焼くと濃いオレンジ色になる地元ウィッチフォードの粘土

・ 乾きやすく均等に焼き上げるのを助けるスタッフォード州の耐火粘土

・ 弾力性と保水性に優れたテムズ川流域の粘土

と、なんと3種類の土を使ってつくられています。
   
これら3種類の粘土を混ぜ合わせることにより

高品質の粘土ができます。
土を混ぜるときには土が液状になるくらい、

水をたっぷり使ってよく混ぜ、不純物を取り除きます。
液状の土をフェルト地にプレスして水分を吸わせます。

プレスは約7~8時間かけて行い、土の水分を飛ばします。

フェルト地から土をはがすリチャード

プレス作業後の土は四隅は乾いて硬くなりますが、

中心部はまだ軟らかく粘っこい土のままです。
これを均一の硬さにするために、

シートを機械に入れて、もう一度よく混ぜます。
土が十分混ざり合うと棒状になって

機械から出てきます。
これを適当な大きさにカットしてパレットの上にのせます。
土をパレットに積むブライアン

カバーをして、倉庫で最低でも2週間寝かせ保管します。

土は、寝かせれば寝かせるほど上質の土になるのです。



土はできたものを買ったほうが安くできますが

こだわりのある上質の植木鉢をつくることができないため、独自で土を用意しています。

この作業があるからこそ“霜に対して強く、割れにくい最高級品質の植木鉢”ができるのです。





ウィッチフォードの鉢ができるまで
 
 
 
 


ハンドメイドなので汚れやシミがあります 陶芸家&園芸家でもあるジムのこだわり ウィッチフォードが生み出される工房とは

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