▼ いつの間にこんなところに!お庭にはびこるコケを退治!

いつの間にこんなところに!お庭にはびこるコケを退治!


梅雨時期になって雨が多くなると、芝生の中に苔(コケ)が生えてくることはありませんか?

お庭の芝生の隅の方、木や建物で日陰になりやすかったり風が通りにくい、水がたまりやすいジメッとした場所にコケは発生しやすいです。

日陰になりやすい場所は特に芝生も元気に育ちにくくなるため、芝生の密度も薄くなりコケが入り込む余地を与えてしまいます。

コケは土壌の状態が悪いと何度駆除しても発生してしまいます。
コケが発生しないような土壌づくりを意識して対策をしていきましょう!

1.コケが発生してしまった場合の対処法

すでに生えてしまっているコケについては、耕種的な対応と薬剤による対応を組み合わせて長期戦で行いましょう。

耕種的な対応

 

まず耕種的な対応として、コケが乾燥するように日当たりや風通しを改善しましょう。

日陰の原因となる木の枝などを取り除いたり、風を通りやすくするために障害物を取り除くなど、日当たりと空気の通り道を確保することでコケの駆除と同時に長期的にコケの発生しづらい環境を目指します。



また、土壌の水はけを良くするために土壌の表面排水、地下排水を考慮して土壌改良しましょう。

広い範囲で生えているコケは穴あけ(エアレーション)やレーキなどを使って細かく切断し、乾燥した目砂を散布することで乾燥を促しましょう。

   地下排水と表面排水、水はけをよくするためのポイント。
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薬剤を使った対応

コケを駆除するための薬剤として、キレダーという薬剤があります。
薬剤はうまく使えば便利なので使っていきましょう。

キレダーを使用することで、一時的にコケを弱らせて除去しやすい状態にできますので、先に紹介した耕種的な対応と組み合わせて長期で対応します。

コケ駆除専用の薬剤

芝生全般(高麗芝やベントグラス)のコケ類を速効的に枯らします。

芝生用コケ専用防除剤 キレダー ACN水和剤 500g入り



キレダーを散布して数日経過すると、コケ部分が茶色に変色して枯れてきます。

このまま放っておくとコケが植物残渣として残ってしまうので、手で除去したり目砂を入れて分解を促進することが必要です。

2.コケを発生させないように対策をする


コケを発生させないようにするには芝生を元気に密度高く育てているのが一番!
そのため、芝生が元気に育たない原因を見つけて対策しましょう。

木の陰になって芝生の日照時間が足らないようでしたら、木の枝を切ったり、水はけが悪い場合は、土壌改良をしたりして芝生が元気に育つように改善してあげることが大事です。
(先述した耕種的な方法と同じ内容です。)

その他にも、芝生が密に生えるように頻繁に芝刈りをしてあげることもコケ対策には重要です!



コケは一回退治しても、雨が降ったりすることで何度も発生してしまいます。
対処法を覚えれば恐れることはありません。是非チャレンジしてみてくださいね。




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