用途に合った芝生の種類からおすすめの種・苗はこちら→ ケンタッキーブルーグラスは西洋芝と呼ばれる寒地型芝の中では最も人気の芝生で、北海道・東北・高冷地で利用される芝生の基本草種として、ゴルフ場やサッカー場などのスポーツターフや公園・緑地帯・家庭の芝まで幅広く利用されています。生存年限が長い常緑多年草で、芝生の形成に長期を要しますが、葉は繊細でやわらかく、地下ほふく茎により旺盛に広がり密度の高い美しい芝生を形成します。 SPF-30は、葉は荒いが厳暑でもあらゆる環境でも生存するテキサス・ブルーグラスと、きめ細かく美しいケンタッキー・ブルーグラスとの掛け合わされた最新のハイブリッド・ケンタッキー・ブルーグラスです。SPF-30とは紫外線防護の意味で、特に夏の焼けや高温多湿に対する耐暑性に優れた特性を持っています。 葉はきめ細かく、濃緑で光沢のある美しい葉姿ですが、厳暑に耐え劣悪環境に屈しないその強さは SPF-30の特性です。 ※寒地型芝の中では暑さに強い品種ですが、夏枯れすることもあります。 ■種まきの時期 発芽適温は15~25℃(おおむね1日の最低気温と最高気温の中央値がこの値)です。発芽までの期間は気温によりますがおおむね2~3週間くらいです。春、秋が種まきの時期です。温暖地は秋が特におすすめ、寒冷地は春が特におすすめです。 詳しい種のまきかたはこちら。 寒地型芝の生育につきましてご注意ください。 冬も緑の寒地型芝は多くの方の憧れでありますが、夏30度を越す日がある地域では夏枯れすることがあり、お手入れが難しい芝生でもあります。芝管理注意地域、芝管理要注意地域(※適応エリア参照)については、特にお手入れが重要になります。耐暑性に優れた草種を選ぶという選択肢もありますが、夏が苦手なことに変わりはありません。気温が高い日が続くとどうしても芽数を減らしたり、衰退してしまうことがあります。そうしたら、秋に種の追いまきをしてまた1年緑を楽しむ、そんな芝生になります。寒地型芝にとって、厳しい「夏」のお手入れについてはこちらをご確認ください。 ▶寒地型芝の夏越えのポイントはこちら 芝生の種で迷ったらコチラ。あなたのお庭にピッタリの種が簡単に見つかります! ▶こんなに簡単!芝生の種のまきかたのポイント。 ▶ドキドキ!種から芝生が育つまで♪初期生育の様子。 ▶はじめての芝刈り♪種バージョン ▶寒地型芝の夏越えのポイント。 ▶芝生によく生える雑草図鑑。駆除のしかたはコレ! ▶芝生に発生する糸状菌の伝染性病害。防除のしかたはコレ!