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ケンタッキーブルーグラスは西洋芝と呼ばれる寒地型芝の中では最も人気の芝生で、北海道・東北・高冷地で利用される芝生の基本草種として、ゴルフ場やサッカー場などのスポーツターフや公園・緑地帯・家庭の芝まで幅広く利用されています。生存年限が長い常緑多年草で、芝生の形成に長期を要しますが、葉は繊細でやわらかく、地下ほふく茎により旺盛に広がり密度の高い美しい芝生を形成します。
耐寒性は強いですが、耐暑性・耐病性は品質間の差が大きく、品種の選定が非常に重要です。
ケンタッキーブルーグラス ヌーブループラスの特徴■ 寒冷地から暖地まで幅広く利用できる広域適応性品種です。
■ 耐暑性・耐旱暑に非常に優れ、夏枯れしにくく、温暖地での適性が優れます。
■ 葉色が濃緑で、鮮やかな美しいの芝生をつくります。
■ ケンタッキーブルーグラスの品種の中では、発芽・初期成育が良好で、早期にターフが形成されます。
■ 各種の病害抵抗性に優れます。
ケンタッキーブルーグラスの品種の中でも暑さ、濃緑の葉色の美しさは立証済種まきの時期発芽適温は15~25℃(おおむね1日の最低気温と最高気温の中央値がこの値)です。発芽までの期間は気温によりますがおおむね2~3週間くらいです。春、秋が種まきの時期です。温暖地は秋が特におすすめ、寒冷地は春が特におすすめです。
芝種苗の選定には住宅事情などによる微気象も考慮するとよいです。
寒地型芝の生育につきましてご注意ください。冬も緑の寒地型芝は多くの方の憧れでありますが、夏30度を越す日がある地域では夏枯れすることがあり、お手入れが難しい芝生でもあります。
芝管理注意地域、芝管理要注意地域(※適応エリア参照)については、特にお手入れが重要になります。
耐暑性に優れた草種を選ぶという選択肢もありますが、夏が苦手なことに変わりはありません。
気温が高い日が続くとどうしても芽数を減らしたり、衰退してしまうことがあります。
そうしたら、秋に種の追いまきをしてまた1年緑を楽しむ、そんな芝生になります。
仕様
種子:ケンタッキーブルーグラス ヌーブループラス(寒地型芝)
生産地:アメリカ合衆国
内容量:1kg
広さ:39.6~49.5平米(12~15坪)分
ゴルフ場でも使用のケンタッキーブルーグラスの芝草品種です。寒地型芝や西洋芝の種類の芝生として呼ばれています。
刈り込み高さは20~30mmがおすすめです。低刈りには向きません。