用途に合った芝生の種類からおすすめの種・苗はこちら→ ベントグラスは、常緑性で冷涼な気候を好む寒地型芝です。DC-1は初期生育が良好で芝の密度があり、耐暑性もあって夏越し後の状態も良好です。 世界初となる、日米で共同開発されたクリーピングベントグラスの品種あり、世界で初めて東洋グリーンがラトガース大学と共同で日本のゴルフコースの要望を取り入れて開発した品種です。グリーンに適する芝生の品質や生育型、耐病性などに着目して厳選した親株を基に、選抜を繰り返して作り出したのが「DC-1」です。まさに日本のゴルフコースに最適化された最新の優良品種と言えます。 ■植付けの時期 気温20度前後で適温となります。春、秋が植付けの時期です。 温暖地は秋が特におすすめ、寒冷地は春が特におすすめです。 詳しい芝生の張りかたはこちら。 ゴルフ場のグリーンの芝生は約4ミリ。とっても短く刈り込んでいます。 いくら低刈りに強い、ベントグラスといえども過酷な状況。 でも、グリーンはこんなに短く刈り込んでも芝生が元気。 その理由は、みることができない地面にあるんです。 ○混合土壌 雨が多い日本の気候では水はけがとても大事。特にグリーンの芝は常に短く刈られるため、根の状態が良くないと健康な芝生の葉になりません。根の状態を良好に保つには、水はけが重要になってきます。そこで、ゴルフ場のグリーンは特別な床構造となっています。 約30cmにわたって川砂を敷き、水はけを良くします。しかし、これでは肥料をあげてもどんどん地下に浸透していってしまいますので、保水性を持たせるため改良剤を混ぜています。 水はけが良い分、雨が降らない日はこまめに水をあげなければなりません。 ○粗砂 砂利 ゴルフ場ではさらに水はけをよくするため、混合土壌の下に砂利を敷いています。更にその下には一定の間隔で吸水管を敷き、排水管へと繋げて排水をしています。自宅にグリーンを作る場合は、ここまでの処置はなかなかできないと思いますので、どうしても水はけが悪い場合に考えてもらう最終手段となります。 グリーンの床構造はわかりましたか?水はけがポイントです。 パッティンググリーンづくりの参考にしてみてくださいね。