用途に合った芝生の種類からおすすめの種・苗はこちら→ ベントグラスは、常緑性で冷涼な気候を好む寒地型芝です。シャークは数あるベントグラスの中で高い耐暑性を持ち、比較的メンテナンスが容易で、省力管理下でも高い芝質維持が可能です。 さらに、非常に旺盛な生育で年間を通じて高い芝密度を保ちます。葉は中位の濃緑色できめ細かく、アップライトな生育習性をもちます。 低い刈り高にも耐え、管理レベルを上げればトーナメントレベルに仕上がります。 ■ベントグラスの中でも特に優れた耐暑性を持っています。 ■スズメノカタビラ抑制効果があります。 ■横方向への生育も優れており、速やかなターフ形成が可能です。 ■良質な川砂を使用したサンド仕様です。そのため土壌表面の水はけが良いです。 ■葉は繊細できめ細かく、年間を通じて高密度な芝を形成します。 ■芝生産風景 冷涼な地域にあるこの農場はその好適な気候と土壌を生かし、高品質な寒地型芝の生産を30年以上行っています。その芝生はゴルフコースをはじめ、競技場のグラウンド、公園、学校の校庭、工場の緑地、家庭のお庭など、様々なところで活躍しています。 ■植付けの時期 気温20度前後で適温となります。春、秋が植付けの時期です。 温暖地は秋が特におすすめ、寒冷地は春が特におすすめです。 詳しい芝生の張りかたはこちら。 ゴルフ場のグリーンの芝生は約4ミリ。とっても短く刈り込んでいます。 いくら低刈りに強い、ベントグラスといえども過酷な状況。 でも、グリーンはこんなに短く刈り込んでも芝生が元気。 その理由は、みることができない地面にあるんです。 ○混合土壌 雨が多い日本の気候では水はけがとても大事。特にグリーンの芝は常に短く刈られるため、根の状態が良くないと健康な芝生の葉になりません。根の状態を良好に保つには、水はけが重要になってきます。そこで、ゴルフ場のグリーンは特別な床構造となっています。 約30cmにわたって川砂を敷き、水はけを良くします。しかし、これでは肥料をあげてもどんどん地下に浸透していってしまいますので、保水性を持たせるため改良剤を混ぜています。 水はけが良い分、雨が降らない日はこまめに水をあげなければなりません。 ○粗砂 砂利 ゴルフ場ではさらに水はけをよくするため、混合土壌の下に砂利を敷いています。更にその下には一定の間隔で吸水管を敷き、排水管へと繋げて排水をしています。自宅にグリーンを作る場合は、ここまでの処置はなかなかできないと思いますので、どうしても水はけが悪い場合に考えてもらう最終手段となります。 グリーンの床構造はわかりましたか?水はけがポイントです。 パッティンググリーンづくりの参考にしてみてくださいね。