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ベントグラスは、常緑性で冷涼な気候を好む
寒地型芝です。962は高温と乾燥に強く、根が長く深く生長する系統を用いて育種した、耐暑性が高く高温多湿にも強い品種です。日本と条件が近い高温多湿のバージニア州やノースカロライナ州、ジョージア州、テキサス州などの暑さと寒さの課題を併せ持つゴルフ場のグリーンでいち早く採用されています。耐暑性の他、ほふく性、夏場の回復力、インターシーディングの効果が高く評価され普及しています。
■ 既存品種を越える耐暑性で高温多湿に強い
■ 高温域でも優れたほふく性による被覆力
■ 発芽と初期生育の速さに優れる
■ 越夏時の健全な成長と優れた回復力
■ サッチ堆積が少ない
■ ブラウンパッチとピシウム病に強い
■ ピシウムによる根の機能不全に強い
芝生産風景冷涼な地域にあるこの農場はその好適な気候と土壌を生かし、高品質な寒地型芝の生産を30年以上行っています。その芝生はゴルフコースをはじめ、競技場のグラウンド、公園、学校の校庭、工場の緑地、家庭のお庭など、様々なところで活躍しています。
植付けの時期
気温21度前後で適温となります。春、秋が植付けの時期です。
温暖地は秋が特におすすめ、寒冷地は春が特におすすめです。
詳しい芝生の張りかたはこちら。
ゴルフ場のグリーンの芝生は約4ミリ。とっても短く刈り込んでいます。
いくら低刈りに強い、ベントグラスといえども過酷な状況。
でも、グリーンはこんなに短く刈り込んでも芝生が元気。
その理由は、みることができない地面にあるんです。
○混合土壌
雨が多い日本の気候では水はけがとても大事。特にグリーンの芝は常に短く刈られるため、根の状態が良くないと健康な芝生の葉になりません。根の状態を良好に保つには、水はけが重要になってきます。そこで、ゴルフ場のグリーンは特別な床構造となっています。
約30cmにわたって川砂を敷き、水はけを良くします。しかし、これでは肥料をあげてもどんどん地下に浸透していってしまいますので、保水性を持たせるため改良剤を混ぜています。
水はけが良い分、雨が降らない日はこまめに水をあげなければなりません。
○粗砂 砂利
ゴルフ場ではさらに水はけをよくするため、混合土壌の下に砂利を敷いています。更にその下には一定の間隔で吸水管を敷き、排水管へと繋げて排水をしています。自宅にグリーンを作る場合は、ここまでの処置はなかなかできないと思いますので、どうしても水はけが悪い場合に考えてもらう最終手段となります。
グリーンの床構造はわかりましたか?水はけがポイントです。
パッティンググリーンづくりの参考にしてみてくださいね。
芝種苗の選定には住宅事情などによる微気象も考慮するとよいです。
冬も緑の寒地型芝は多くの方の憧れでありますが、夏30度を越す日がある地域では夏枯れすることがあり、
お手入れが難しい芝生でもあります。
芝管理注意地域、芝管理要注意地域(※適応エリア参照)については、特にお手入れが重要になります。
耐暑性に優れた草種を選ぶという選択肢もありますが、夏が苦手なことに変わりはありません。
気温が高い日が続くとどうしても芽数を減らしたり、衰退してしまうことがあります。
そうしたら、秋に種の追いまきをしてまた1年緑を楽しむ、そんな芝生になります。
寒地型芝にとって、厳しい「夏」のお手入れについてはこちらをご確認ください。
■寒地型芝の夏越えのポイント
芝生の苗で迷ったらコチラ。
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芝生のお手入れについて詳しくはこちらを参考に!なるほど芝生の豆知識
■これだけは知っておきたい! 芝生の張りかたのポイント。
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■芝生によく生える雑草図鑑。 駆除のしかたはコレ!
■芝生に発生する糸状菌の伝染性病害。 防除のしかたはコレ!
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1平米につき1つのダンボールにいれてお送りします。 |
2枚の芝生が折りたたんで入っています。 |
▶クリーピングベントグラス 962 1平米のページはこちら
仕様
苗:ベントグラス 962
生産地:栃木県
内容量:張り芝 約1.7m×約0.3m×4枚
広さ:約2平米(0.6坪)分
3平米以上(奇数平米)のご注文につきまして
1平米の商品 と 2平米の商品(現在の商品)を組み合わせてご注文ください。
★ご注意ください。
・商品到着後、翌日までに植付けしてください。翌日までに植付けができない場合は、水をかけ乾かないようにしてなるべく早くのご使用をお願いします。
・新鮮な芝苗のため虫がいることもあります。ご了承ください。