こんにちは。バロネスダイレクトのむらしたです。
芝生のよくある質問についてお答えします。
芝生の目土って必要なの?
芝刈りや肥料やりなどと並んで芝生の重要なお手入れの一つである目土(目土入れ)。
でも目土という文字からはどんなことなのか想像しにくいし、聞いたこともない方もいるのではと思います。
目土って何なのか?
芝生に目土をなぜするのか、芝生に目土をするとどんないいことがあるのかをご案内します。
・芝生の目土ってなに?
『目土』と書いて『めつち』と読みます。目土とは、芝生の上に土や砂をかぶせることです。
芝生のお手入れでは『目土をする』と言ったり、『目土入れをする』と言ったりします。
英語では『Top Dressing』と言って、表面の仕上げ、調整と言った意味になります。
・なんで芝生には目土が必要なの?
芝生に目土をすることでどんないいことがあるのでしょう。
下記にあげてみました。
・サッチの抑制し、分解を促進
・表面のデコボコを直す
・地温を保ち、生育を促進
・新芽や茎を覆うことで保護
・芝生をより厚くして密度を向上
・更新作業(エアレーション等)後の根の乾燥を防ぐ
・土壌を調整
特にエアレーション等の更新作業を行った場合は、根が露出してしまいますので、速やかに目土入れをして保護してあげましょう。
・芝生の目土はいつやるの?
一般的なお庭の場合、桜が咲くくらいの3月後半から6月くらいまでが目土に適した時期です。秋も可能となります。
気温が高い時期や、芝生が弱っている時はやらないようにしましょう。
暖地型芝である日本芝の場合、ゴルフ場のティでは目土は年間で2回程度、フェアウェイでは1回程度行います。時期は更新作業などを行う3~4月とその他の生長期間に行います。
目土の回数は芝生の状態に合わせて、なるべく薄めに回数多くがおすすめです。
・芝生の目土はどうやってやるの?
一般的なお庭の場合、芝生に目土する時の厚みは芝生の葉が隠れないように一度に行う厚さは最大5ミリくらいまでとします。
綺麗な芝生に仕上げるコツは、目土の厚みを1~3ミリくらいとしなるべく回数多くすることです。
目土をするときはふるいを使ってまいた土を、レーキやトンボなどで擦り込むとよいです。
乾燥した焼砂をまく場合には散布機(スプレッダー)を使用することもできます。
芝生の目土入れは芝刈り機を使って刈り込みをしてからすると、目土が芝生の隙間に擦り込み易くなります。
水分を含んだ目土・洗砂をまくには
ステンレスふるい
目土ならしレーキ
乾燥した焼砂をまくには
スプレッダー
芝生にする目土の重要性、やり方などわかっていただけましたでしょうか。
目土は綺麗な芝生を作り、キープするのにとても大切なお手入れです。
まだやったことのない人も是非チャレンジしてみてください。
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みなさん、難しく考えなくて大丈夫、芝生を満喫しましょう。
バロネスダイレクトは芝生のあるお庭づくりを応援します。
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