こんにちは。バロネスダイレクトのむらしたです。
芝生のよくある質問についてお答えします。
芝生が病気?芝生が茶色く枯れてきた場合の対処法
芝生を育てていて、
変な模様が出てきたな?
どんどん枯れた場所が広がっているな…
と感じたことはありませんか?
絶対ではありませんが、もしかしたら芝生が病気にかかってしまっているかもしれません。
芝生が病気にかかってしまうと、元気な芝生に戻るまでにはかなりの時間を要する可能性が高いため、早めに対処することが重要です。
今回は、芝生の病気について学んでいきましょう。
①芝生に発生する病気の見分け方
芝生に病気が発生したとしても、確実に病気にかかっていると判断することは難しいです。
ただ枯れているだけなら、生育不良の可能性もあります。
下記のような兆候が見られた場合は病気の可能性が高いので参考にしてみてくださいね。
・芝生の枯れた箇所がどんどん周りに広がっていく
芝生の病気の多くは、カビのような菌(糸状菌)が原因です。
糸状菌がどんどん繁殖し、周りに伝染することによって芝生を枯らしてしまいます。
そのため、芝生が病気にかかっている場合は最初は小さく枯れている箇所でも
そこから周りにどんどん広がっていくような特徴が見られます。
しかし、このような兆候が見られたから絶対に病気だ!ということではありません。
あくまで病気の可能性が高いかどうかを判断するための材料だと考えてください。
②芝生に病気が発生する前の対処法
・芝生用殺菌剤の予防散布
芝生の病気に対策する一番の方法は、「芝生用殺菌剤の予防散布」です。
一度芝生に病気が発現してしまうと、芝生用殺菌剤を使用しても病状の進行を止めることしかできません。
そこから芝生が元気な状態に回復するためには芝生自身の生命力に期待するしかないので、完全回復まで時間を要します。
そのため、あらかじめ芝生用殺菌剤を散布して病気に対する予防を行うことが重要です。
・予防散布の時期
芝生の病気を予防するための殺菌剤散布は、いつ頃に散布すればいいのでしょうか。
先述しましたが、芝生の病気は糸状菌(カビ)によって発生することが多いです。
糸状菌は、ご家庭の台所やお風呂で発生するカビと同じように、湿気や水気が多い環境にあると元気に繁殖してしまいます。
芝生においても同様で、水が多量にある状態だと病気が発生する可能性が高いと考えてください。
そのため、日本においては梅雨時期に病気が発生するケースが良く聞かれます。
つまり、芝生の病気の発生を予防するために殺菌剤を散布するタイミングは梅雨前の5月くらいが一つの目安です。
芝生の種類や病気の種類によって発生時期も異なるので、上記は一例となりますが芝生の病気対策のために殺菌剤を散布することを検討していて時期を迷っている場合は、一つ参考にしてみてください。
③芝生に病気が発生した後の対処法
では、芝生に病気のようなものを見つけてしまった!という場合はどのようにすればいいでしょうか。
その場合は、発現した病気に対応する殺菌剤をすぐに散布して、周りの芝生への病気の伝染を迅速に防ぐことが何よりも重要です。
また、病気が発現したということは糸状菌がその場所に存在している可能性が高いです。
芝生に病気が発生している状態で歩き回ったり芝刈りをすると、靴の裏や芝刈り機を介して周りの芝生に病気を広げてしまう恐れがあります。
芝生に病気のような兆候を見つけた場合は、他の作業を全て後回しにして対応の殺菌剤を散布することをおすすめします。
いかがでしたか?芝生の病気について参考になったでしょうか。
当店では様々な芝生専用の商品を取り揃えています。
芝生の病気に対応することのできる殺菌剤も各種取り揃えているのでよろしければ一度ご覧ください。
みなさん、難しく考えなくて大丈夫、芝生を満喫しましょう。
バロネスダイレクトは芝生のあるお庭づくりを応援します。
芝生のお庭づくりに役立つ情報満載の『なるほど芝生の豆知識』もご覧くださいね。