2016.04.27(水)03時02分18秒
こんにちは。バロネスダイレクトのむらしたです。
芝生のよくある質問についてお答えします。
芝生のコアリングってなに?
芝刈りや肥料やり、目土入れなどと並んで芝生の重要なお手入れの一つであるエアレーション。
そのエアレーションのひとつにコアリングがありますが、コアリングって、聞いたことがない方も多いと思います。
芝生にコアリングって何なんでしょう?コアリングをするとどんないいことがあるのかをご説明します。
・芝生のコアリングってなに?
コアリングとは芝生の更新作業のひとつで、芝生の床土を中空のタインで土壌を抜き取るエアレーションのことをいいます。逆にムク(棒状)のタインでコアを抜かずに穴をあけるエアレーションはスパイクと呼んだりします。コアリングとスパイクを比べますとコアリングの方が効果が高いですが、芝面を荒らすといったデメリットがあります。
・なんで芝生にはコアリングが必要なの?
芝生は畑の作物などと違い、一度植えてしまうと土壌を耕すことができないといった特殊な性質があります。そのため、長年育てていると表層の土壌が固まってしまい、土壌中の酸素が不足したり、透水性が落ちたりします。また土壌表層に芝生の老廃物であるサッチの蓄積が多くなりその過湿などが原因で芝生が元気に育たなくなってしまいます。
コアリングをして、新たに土(砂)をいれることで土壌の固結の緩和、水の浸透の促進、通気性の促進、サッチを減らし残るサッチの分解を促進するなどの効果があります。
特に土が抜けるコアリングは古い土壌を抜き取る為、その部分の土壌が新鮮で固結していない土壌に変わります。土を抜かないスパイクですと、新しく入る土は新鮮ですが穴をあける際に周りの土壌を押すことで固結をさせてしまうので更新作業としてコアリングの方が高い効果を得ることができます。
・芝生のコアリングはいつ、どのくらいやるの?
芝生のコアリングの適期は一般的に芝生の根の生長旺盛な時期となります。
具体的には高麗芝やティフトンなどの暖地型芝は地温が15度以上になる初夏から晩夏が適期となり、ベントグラスやケンタッキーブルーグラスなどの寒地型芝は地温が5度以上になる春から梅雨までと地温が25度から10度までの秋が適期となります。夏の暑い時期は避けましょう。
コアリングの頻度は芝生の生長や土壌の団結の程度によって異なりますが、目安として年に1~2回となります。土壌が固結をし易い場所については頻度多く行うとよいです。
・芝生のコアリングはどうやってやるの?
コアリングは、土が抜ける特殊な道具が必要となり、専用のタインエアレーター(穴あけ器)で行なうと便利です。専用のタインエアレーターは家庭用としては足で踏んで使用するものが一般的です。 コアリング後は、根が乾燥しないように遅くとも翌日の午前中までに目土をしてください。
芝生にするコアリングの重要性がわかっていただけましたでしょうか。 大切な芝生にわざわざ穴をあけ見た目が悪い状態にしてでも、綺麗な芝生を長く楽しむためにはコアリングは必要なお手入れになります。体力的にはとても大変な作業なので、お庭の広い方は部分ごと日を分けてやるなど工夫してください。
エアレーション作業をしたら、必ず目土入れをして開けた穴に土が入るようにしましょう。
目土をまいたら、しっかり水やりすることで穴に土をいれることができますので、穴をあけたら、目土入れ、散水は忘れないように!
エアレーション作業の方法についてもこちらに詳しくご案内しておりますので参考にしてください。
○エアレーションで、芝生の根っこを元気にしよう!
http://www.baroness-direct.com/fs/baroness/c/0000000191
みなさん、難しく考えなくて大丈夫、芝生を満喫しましょう。
バロネスダイレクトは芝生のあるお庭づくりを応援します。
芝生のお庭づくりに役立つ情報満載の『なるほど芝生の豆知識』もご覧くださいね。
芝生のコアリングってなに? ( 芝生のお手入れ )
こんにちは。バロネスダイレクトのむらしたです。
芝生のよくある質問についてお答えします。
芝生のコアリングってなに?
芝刈りや肥料やり、目土入れなどと並んで芝生の重要なお手入れの一つであるエアレーション。
そのエアレーションのひとつにコアリングがありますが、コアリングって、聞いたことがない方も多いと思います。
芝生にコアリングって何なんでしょう?コアリングをするとどんないいことがあるのかをご説明します。
・芝生のコアリングってなに?
コアリングとは芝生の更新作業のひとつで、芝生の床土を中空のタインで土壌を抜き取るエアレーションのことをいいます。逆にムク(棒状)のタインでコアを抜かずに穴をあけるエアレーションはスパイクと呼んだりします。コアリングとスパイクを比べますとコアリングの方が効果が高いですが、芝面を荒らすといったデメリットがあります。
・なんで芝生にはコアリングが必要なの?
芝生は畑の作物などと違い、一度植えてしまうと土壌を耕すことができないといった特殊な性質があります。そのため、長年育てていると表層の土壌が固まってしまい、土壌中の酸素が不足したり、透水性が落ちたりします。また土壌表層に芝生の老廃物であるサッチの蓄積が多くなりその過湿などが原因で芝生が元気に育たなくなってしまいます。
コアリングをして、新たに土(砂)をいれることで土壌の固結の緩和、水の浸透の促進、通気性の促進、サッチを減らし残るサッチの分解を促進するなどの効果があります。
特に土が抜けるコアリングは古い土壌を抜き取る為、その部分の土壌が新鮮で固結していない土壌に変わります。土を抜かないスパイクですと、新しく入る土は新鮮ですが穴をあける際に周りの土壌を押すことで固結をさせてしまうので更新作業としてコアリングの方が高い効果を得ることができます。
・芝生のコアリングはいつ、どのくらいやるの?
芝生のコアリングの適期は一般的に芝生の根の生長旺盛な時期となります。
具体的には高麗芝やティフトンなどの暖地型芝は地温が15度以上になる初夏から晩夏が適期となり、ベントグラスやケンタッキーブルーグラスなどの寒地型芝は地温が5度以上になる春から梅雨までと地温が25度から10度までの秋が適期となります。夏の暑い時期は避けましょう。
コアリングの頻度は芝生の生長や土壌の団結の程度によって異なりますが、目安として年に1~2回となります。土壌が固結をし易い場所については頻度多く行うとよいです。
・芝生のコアリングはどうやってやるの?
コアリングは、土が抜ける特殊な道具が必要となり、専用のタインエアレーター(穴あけ器)で行なうと便利です。専用のタインエアレーターは家庭用としては足で踏んで使用するものが一般的です。 コアリング後は、根が乾燥しないように遅くとも翌日の午前中までに目土をしてください。
芝生にするコアリングの重要性がわかっていただけましたでしょうか。 大切な芝生にわざわざ穴をあけ見た目が悪い状態にしてでも、綺麗な芝生を長く楽しむためにはコアリングは必要なお手入れになります。体力的にはとても大変な作業なので、お庭の広い方は部分ごと日を分けてやるなど工夫してください。
エアレーション作業をしたら、必ず目土入れをして開けた穴に土が入るようにしましょう。
目土をまいたら、しっかり水やりすることで穴に土をいれることができますので、穴をあけたら、目土入れ、散水は忘れないように!
エアレーション作業の方法についてもこちらに詳しくご案内しておりますので参考にしてください。
○エアレーションで、芝生の根っこを元気にしよう!
http://www.baroness-direct.com/fs/baroness/c/0000000191
みなさん、難しく考えなくて大丈夫、芝生を満喫しましょう。
バロネスダイレクトは芝生のあるお庭づくりを応援します。
芝生のお庭づくりに役立つ情報満載の『なるほど芝生の豆知識』もご覧くださいね。